Z会タブレットの小学生コースってどんな感じ?
小学1年生のタブレットコースを実際に受講してみて、使えた機能の全てをご紹介していきます。
これまでテキスト教材で有名だったZ会ですが、最近では各学年のタブレットコースも始まりました。
難易度高めの教材として知られるZ会ですが、タブレットコースも、テキスト教材も難易度は同じ。
中にはZ会は難しすぎる、という口コミも。
難易度の気になる方は、公式サイトから資料請求すると無料のテキスト教材がもらえますので、まずはそちらを試してみましょう。
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無料なのにこれだけのボリューム!
テキスト教材
Z会のタブレットコースでは、タブレットでの学習にプラスしてテキストでの学習もあります。
タブレット教材の前に、まずは付属のテキスト教材についてご説明していきます。
テキストも毎日お勉強するの?
テキストは、タブレットと別々にお勉強するものではありません。
タブレット問題を解き進めていくと、『テキストをやってみよう』という講座が現れ、その講座の時にテキストを使います。
1年生のテキスト教材でもらえたものはこの2種類
テキスト教材
- 国語・算数のワークブック
- かきとりノート
受講開始時に、1年生の3月分までの全ての月分のワークが一気に届きました。
国語・算数のワークブック
国語・算数のワークブックはひと月に12ページほど。
タブレットでこれまでお勉強してきた内容の総復習問題、といった感じです。
難易度もこれまでの問題よりも難しくなることはなく、これまでの問題と同レベルの問題が各教科8題ほど出題されます。
タブレット教材はお勉強のしやすさが魅力ではありますが、学校のテストはペーパーテストが基本。
紙教材でのお勉強に慣れておくのは大切ですね。
かきとりノート
簡単なひらがなから練習が始まり、9月には漢字の学習が始まります。
タブレットと鉛筆ではどうしても書き心地が違いますので、文字の練習がテキストでお勉強できるのはかなりおすすめです。
タブレットメイン教材
Z会のタブレットってどんな風にお勉強が進むの?
タブレットを開くとメイン画面に表示される教材はこちらの3つ。
メイン画面から学べる教科
- こくご
- さんすう
- みらいたんけんがくしゅう
Z会では、教材トップ画面を開くと、本の形のアイコンで教科のお勉強が並んでいます。
お勉強を進めてほしい教材の本が開くので、どの教科を勉強すればいいかがすぐにわかります。
お勉強の遅れている教科があると、アイコン上に『おくれているよ』とキャラクターメッセージも表示されるので一目瞭然。
さらに、月の全体的な流れとしてはこんな感じです。
月の学習の流れ
- タブレット学習
- テキストワークを使った学習
- まとめテスト
- テスト結果により「標準」または「発展」のプラス学習出題
タブレット教材だけでなく、テキスト教材でもお勉強できるのはメリット!
テキストのお勉強をするタイミングもタブレットで教えてくれるので、テキストだけやり残してしまうこともありません。
(引用:Z会)
お子さんのテスト結果によって、理解度にあった問題を出題してくれるのも嬉しいですね。
まずは、開いている本の教科からお勉強を始めましょう。
こくご
国語では、物語を読んでの選択問題や文字の並べ替えなどの問題が出題されます。
ひらがなやカタカナ、漢字は、メインアイコンからではなく、がくしゅうのアイコンの『ひつじゅん』やテキスト教材でお勉強することができます。
タブレットが文章を読み上げてはくれますが、ひらがなが読めていないと説くのは難しい問題もあります。
これまでお勉強経験のないお子さんにとっては、少し難易度は高めの問題もありますが、基礎からお勉強ができるので、決して1年生にとって難しすぎる内容ではありません。
お勉強が進むにつれ、少しずつ難しくなっていくイメージです。
実際に学校の先生にも見てもらいましたが
特に文章題は良問です。
Z会はテキスト教材だけの頃から問題の質の高さが評価されてきましたが、タブレットコースにも、しっかりとその良さが反映されています。
教科学習についての詳細は、公式サイトの資料請求でもらえる入会案内で詳細が見れます。
入会案内資料
お試し教材
かなりボリュームのあるお試し教材も一緒に届くので、受講を検討している方はぜひ一度、公式サイトから資料請求をしておきましょう。
さんすう
さんすうは、10までの数のお勉強や、仲間わけなどの基礎からお勉強が始まります。
足し算や引き算が始まるのは1年生の6月から。
4月から足し算引き算をお勉強するスマイルゼミに比べると少し進度的には遅れますが。
問題の応用・発展力の面から見るとZ会の講座ははかなり優秀。
10までの数、と一言で言ってしまうととても簡単なものに見えますが、かなり応用・発展力の求められる問題も出題されます。
こちらは数を逆算しながら、一定の規則性を推理して数字を選ぶ問題。こちらの問題を解くには以下の2つの理解ができていないと解けません。
- 数字を大きい方から小さい方へと逆算できる
- 一定の法則性から指定の数字を判断できる
良く「Z会が難しい」といわれるのは、この応用・発展問題が豊富な点が理由でもあります。
みらいたんけんがくしゅう
みらいたんけんがくしゅうってなんのお勉強?
教科にとらわれない知識と思考力を養う問題です。
みらいたんけんがくしゅうでは、具体的にこんなことをお勉強します。
1年生の知識の問題例
理科的なテーマ | てんきのひみつ 土の中のせかい |
社会的なテーマ | みつけたよいろいろなマーク はたらくくるまのくふう |
知識の問題では、3年生から始まる理科や社会の問題の基礎的な知識をお勉強することができます。
タブレットならではの、画像やアニメーションを使った問題が多いので、子どもも興味を持ちやすく、楽しくお勉強できました。
1年生の思考の問題例
3つのヒントであてよう |
あんごうをよみとこう |
なぞときしよう |
なかまわけをしよう |
「しこう」の問題では、教科にとらわれない幅広い知識と、その知識を応用して使う力が求められます。
最近では受験でも、教科にとらわれない「総合力」が求められる問題も出題されるようになってきています。
「しこう」の問題では、小学校一年生から、複数の知識を上手に応用、整理、推理する力をつけることができます。
さらに詳細が知りたい方は、公式サイトの資料請求からもらえる入会案内書で見ることができます。
『がくしゅう』アイコンから学べる教材
タブレットトップ画面右端の「がくしゅう」アイコンを開くと、こちらの教科が表示されます。
- 月のメイン教材
こくご
さんすう
みらいたいけん
えいご - ひつじゅん
- プログラミング
- アルバム
月のアイコンをクリックすると、メイン教材で学んでいる国語・さんすう・みらいたいけんに加えて英語の講座が並んでおり、好きな講座をここから選んでお勉強できます。
右側の筆順・プログラミング・アルバムのアイコンは月に関わらず、配信される講座なので、いつでもここから自由にお勉強ができます。
えいご
英語の問題では、「ABC」のアルファベットや、日常の簡単な挨拶、身の回りのものを表す単語についてお勉強していきます。
特に単語の問題は難易度が高め。Cup、Book、などの日常単語だけでなく、黒板、教室、など、学校生活で必要な単語についてもお勉強していきます。
英語の講座は月に1講座だけ。
小学校でも英語の教科学習が始まる3年生になると、Z会でも英語の講座がもっと充実してお勉強できるようになります。
Z会の英語は、1講座の問題数は多く、ボリュームもありますが、毎日お勉強できるわけではありません。
英語も毎日お勉強できる教材がいい、という場合には、スマイルゼミの英語プレミアムやチャレンジタッチなどのタブレット教材の方がおすすめです。
ひつじゅん
ひつじゅんの講座では、このような流れでお勉強が進んでいきます。
ひつじゅん学習の流れ
- タブレットで書き方のお手本を見る
- テキスト教材に実際に鉛筆で書いて練習をする
タブレット教材のデメリットに、よく「鉛筆との書き心地が違う」という点が挙げられますが、このひつじゅんの講座はタブレット教材の弱点をテキストでうまく補完した内容になっています。
先生が黒板にお手本を書いて、それをノートに書いているのと同じような状態!
1年生でお勉強するひらがな・かたかな・漢字の全てを自由にお勉強できるようになっているので、先取してお勉強することも可能です。
タブレットに文字を書くわけではないので、文字判定などをしてもらえるわけではありませんが、文字の練習は鉛筆がいい、という人にはぴったりの教材です。
逆に、文字判定や文字のバランスまでチェックしてくれる教材がいい、という方はチャレンジタッチやスマイルゼミを選びましょう。
それぞれ公式サイトの資料請求から詳しく見ることができます。
プログラミング
Z会はプログラミングの講座もかなり優秀。
2020年から小学校でも必修化されたプログラミング学習を、1年生からお勉強することができます。
内容も楽しくゲーム感覚でお勉強できる内容になっているので、1年生からでも楽しくお勉強することができます。
こちらは注文されたアイスクリームを注文通りに作るという問題。
アイスを選んだり、トッピングを選んでのせたりと、まるでゲームのようです。
次はキャラメルのトッピングだって♪
息子も何回も挑戦して楽しんでいました。
さらに詳細はZ会公式サイトの資料請求で確認できます。
おしらせ
月の学習講座の配信があったとやWebアプリの使用方法のお知らせなど、お知らせがあるときにはこちらに表示されます。
カレンダー
カレンダーには、月の講座のカリキュラムが自動生成されます。
一か月のお勉強予定が時間割のような形で見れるので、子どもでもお勉強の予定が把握しやすく便利でした。
習い事などがあったり忙しい時には、その日のお勉強予定を減らしたりと、計画を調整することも出来ます。
1年生の場合には1日1~2講座。
時間にして15分ほどでお勉強できるので、学校からの宿題があっても無理なく進めることができています。
予定よりもさきどりしてもっとお勉強することももちろん可能。逆に、一度お勉強した講座でも何度でも復習もできます。
お楽しみ
Z会は、チャレンジタッチやスマイルゼミのようにゲームアプリなどの遊び要素はなく、学習に特化したタブレット教材。
親にとっては、ゲームをやりすぎてしまう心配がないので安心ですね。
親にとっては安心だけど、子どもはご褒美があった方が頑張れそう。
z会にはお子さんのお勉強のモチベーションをあげてくれるご褒美があります。
努力賞
z会では、まとめテストや添削課題を提出すると努力賞ポイントがもらえます。
この努力賞ポイントをためると、天体望遠鏡やカメラ、文房具などのご褒美をもらうことができます。
努力賞の獲得ポイント数は、おたのしみのアイコンをクリックすると右上に現在の努力賞ポイントが表示されます。
ポイント数が高くなるとお家でプラネタリウムが楽しめるスターサテライトや、テプラ等、5000円以上を超える商品との交換も!
ポイントの低い景品でも、ロール付き付箋やアイス消しゴムなど、子どもの喜びそうなものが色々あります。
無難に図書カードと交換したり、nanacoポイントとも交換するのもありですね!
パズル
Z会のタブレットコース1、2年生コースには、お勉強を頑張るとピースがもらえる絵合わせパズルがあります。
パズルのピースはお勉強を頑張ると毎日もらえるので、努力賞など、ちょっと先の楽しみだけだと頑張るのが辛い、というお子さんにとっても嬉しいですね。
絵合わせパズルのお楽しみは、2年生までのコースのみのお楽しみ。
3年生からは努力賞だけのご褒美になります。
もう少し遊びの要素があるものがいい、という場合には、チャレンジタッチやスマイルゼミの方がおすすめ。
チャレンジタッチ
- 赤ペン先生の課題の提出やテストで現物ご褒美と交換できる努力ポイントがもらえる
- 毎日のお勉強を頑張ると2年生までは絵合わせパズルがもらえる
- 毎日のお勉強を頑張ると3年生からはゲームアプリができるジュエルがもらえる
スマイルゼミ
せってい
利用規約
利用規約に書かれている内容は主にこの10項目
- 会員番号・パスワードの管理
- アプリの使用
- アプリ利用のための機器等
- アプリのアップデート・変更
- 同意事項
- 禁止行為
- サービスの一時停止
- サービスの廃止・変更
- 免責
- 利用規約の変更
一般的な内容ですが、一応目を通しておくといいですね。
プライバシーポリシー
ここには、個人情報保護方針・個人情報の取り扱いにつて書かれています。
こちらはZ会ページへのリンクになっており、こちらのページへとジャンプします。
全く同じ内容なので、気になる方はぜひ上のリンクからご確認ください。
OSSライセンス
アプリケーションのオープンソースソフトウェアについて詳しく書かれています。
ひたすらソースコードの英文字が羅列されているだけ。
オープンソースソフトウェアとは、ソースコードの利用や改変が許可されているソフトウェアのことです。
お子さんがお勉強をする際には特にこの項目は必要ありませんので、このラインセンスがあることだけ覚えておけばOKです。
よくある質問FAQ
Z会のよくある質問ページに飛びます。
例えばこんな質問と回答が並んでいます。
- ipadの対応端末が知りたい
- 会員パスワードと保護者パスワードについて
- ホーム画面にアイコンを追加したいのですがどうすればいいですか?
- 登録した志望校を変更したいのですがどうすればいいですか?
ここで解決しない質問については、このページの右サイドバーにあるお問い合わせフォームから問い合わせができます。
ログアウト
ログアウトをしたい場合には、こちらからログアウトができます。
再度ログインする際には、会員番号とパスワードの入力が必要になります。
そのほかの機能
アルバム
アルバムではみらいたんけんがくしゅうで見つけてきた生き物の写真など、講座でお勉強した内容の記録画像を残すことができます。
自由に写真を撮って残すことができるわけではなく、講座内で保存した画像のアルバムになっています。
マイページ
Z会ではオンライン上の会員専用ページ『マイページ』を利用することができます。
マイページでは、こんなことができます。
- 申し込み・変更手続きの変更
- 教材サポート
- 受講ガイド
申し込み変更手続き画面からは退会手続きや努力賞の申請、入金方法の変更などができます。
教材サポートでは、教材に質問があった場合に、こちらからメールで問い合わせることができます。
受講ガイドでは、教科ごとの年間カリキュラムの確認や、英語・プログラミングの学習方法などが確認できます。
もっと使える機能や教材の詳細を知りたい場合には、公式サイトの資料請求で確認ができます。
オプション講座ってある?
タブレットコースにオプション講座ってある?
オプション講座や難易度選択はなく、コースは決められた1コースのみになっています。
Z会はテキストコースの場合には科目数の選択や標準レベル・ハイレベルのレベル選択ができます。
ところが、タブレットコースでは、標準コースに国語・算数・英語・理科・社会の5教科とプログラミング、実力テストなど全ての教科が含まれています。
小学1、2年生コース
(引用:Z会)
小学3~6年生コース
(引用:Z会)
また、コースの難易度選択は出来ませんが、月の終わりのまとめテストでのお子さんの理解度に応じて「標準」「発展」から問題を選択してくれます。
タブレット学習でのオプションではありませんが、テキストコースで受講できるこちらのテキストコースのオプションは、タブレットコースでも追加して一緒に受講することができます。
学年コース | オプション講座 |
---|---|
3年⽣専科 | 思考・表現力 |
4年⽣専科 | 思考・表現力 |
5年⽣専科 | 作文 |
5年⽣専科 | 公立中高一貫校 適性検査 |
6年⽣専科 | 作文 |
6年⽣専科 | 公立中高一貫校 適性検査 |
6年⽣専科 | 公立中高一貫校 作文 |
オプションの受講は、タブレットではなくテキストでの受講になります。
学習状況の確認はどこからできる?
学習状況は、タブレットの「がくしゅう」アイコンから確認する方法と、『Z会保護者アプリ』で確認する方法の2種類。
学習タブレットから確認する方法
- 教材トップ画面右がわの「がくしゅう」アイコンをタッチ
- 成績を見たい月をタッチ
- 画面右端にある「せいせき」をタッチ
講座の何問目で間違えたか、まとめテストの点数などはこちらから確認ができます。
アプリから確認する方法
- GoogleストアからZ会の保護者アプリ(無料)をインストール
- 会員番号とパスワードでログイン
(引用:Z会アプリ)
アプリから取り組み状況や学習状況が確認できます。
アプリをインストールすれば、外出先のスマホからでも学習状況の確認ができるので便利です。
ママ帰ってくる前にお勉強しとこう♪
今日もちゃんとお勉強してる!えらい!
まとめ:Z会小学生タブレットは良質な問題が充実!
Z会の小学生タブレットコースは、教科書の流れに沿う教科書準拠教材。
お子さんの通う小学校に対応した教科書を指定してお勉強ができるので、学校の授業の予習復習もばっちりです!
(引用:Z会)
また、無理に先取をするのではなく、基礎から学び、今教科書でお勉強している内容を、難易度高めの応用・発展までしっかり解けるようにサポートしてくれる優秀教材。
他にタブレット教材で有名な、チャレンジタッチやスマイルゼミと違い、専用タブレット以外でも、ipadさえあればお勉強できるのも魅力です。
(1、2年生はipadでなくandroidタブレットでの受講も可能)
退会も1か月の受講からOKなので、1か月だけお試し気分で受講することも出来ます。
入会を考えている方はこちらのお得な入会方法も一緒にチェック!
でも、1か月の受講でもお金はかかるんだよね・・・。
お金を払ってから失敗したくない、という場合には、まずは資料請求で学習量や学習内容を確認してみましょう。
公式サイトから資料請求をすると、学習量・学習の進め方・学習内容などの詳細が書かれた入会案内が届きます。
また、お試し用の教材も届くので、まずはこちらの教材で問題の雰囲気や難易度を確認してから入会を検討すると失敗を防ぐことができます。
タブレットコースも問題の雰囲気や難易度はテキスト教材と同じ!
お試し用の無料教材だけでも、ちょっとした有料ワーク並みのボリューム!
もし受講しなくても、これがもらえるだけでかなりお勉強できます。
私も受講前に資料請求をしましたが、3日ほどですぐに届きました。
受講を検討している場合には、まずは公式サイトからの資料請求で入会案内とお試し教材を見てみましょう。